年末年始の花火大会に、シドニー・ハーバー一帯に１００万を超える人々が集まりました。過去最大の花火の打ち上げ規模と聞きました。花火の台船は７隻、打ち上げ花火は１０万発に及んだということです。

今回、これまでの花火の撮影の常識を無視して撮ってみました。これまでは、一般的に言えば、ＩＳＯ１００　F5.6　開放５秒・・などというものでした。これでは絶対３脚が必要です。

今回、私はもちろん三脚を使いましたが、無謀ですがＩＳＯ１６００に設定しました。絞り優先で、絞りを基本的にＦ５かＦ５．６にセットしました。

絞りは、常時変える努力はしましたが、不満足ながらも、ある程度撮れました。ＩＳＯ　３２００のカメラをお持ちの方がいましたら、三脚をもたなくとも気軽に撮影出来るようになりました。

ＩＳＯ　１０００搭載のカメラでも、場所とか条件にもよりますが、絞り優先でＦ５．６、シャッター速度１／２０などというデータが出ており、既に三脚無しでも見事に花火の撮影に成功しております。もちろん、三脚があった方がベターにきまっていますし、３秒とか４秒の開放の方が良い写真が撮れそうですが、手軽に撮れるようになりました。

では、１回目は、お子さまにも見ていただけるように、電飾された船によるシドニー・ハーバーのパレードと、打ち上げ花火を真下から撮ったらどうみえるか、直下型の撮影をしてみましたので、ご笑覧ください。船のパレードには５５隻の船が参加しました。スライドは、消防艇の放水の虹、夕焼け空に飛行機による文字書きから始まります。

次回は、シドニーでの花火大会史上最大規模の花火をご笑覧ください。

((2009.01.01　ｼﾄﾞﾆｰ･ﾎﾞｰｲ記)